2017-01-26

子によって生活が変わらない男たち

先日、

久しぶりに同僚数人(全部男)とランチに行ったら、

「子供が生まれて生活が変わったか」

という話になりました。

「休日、子供の相手をしないと奥さんの機嫌が悪いので、テニスとか自分の趣味が制限されるようになった。」

とか、

「リビングに子供の物が散乱して、インテリアとかいう感じじゃなくなった。」

とか、果ては、

「子供が起きるから終電過ぎるなら帰って来ないで、って言われたから夜は彼女(不倫中)のところに行くようになった。」

とか、

業種的に激務でワーカホリックな人たちの集まりとはいえ、

こちら(ママサイド)との認識のレベル感の違い

に愕然。

そもそも、

「子供が生まれて生活が変わったか」

という問いの意味が分からない。

こちとら、一から百まですべて違う。もはや、子を産む前の生活を思い出すのが難しいくらい。

妊娠した瞬間から、

半ば強制的に、それまでの日常とは切り離された非日常に放り込まれ、

出産から新生児育児、乳児育児、

と目の前の小さな命に対するとてつもなく大きな責任に翻弄されてるうちに、

動くようになり、歩くようになり、話すようになり、さらには自己主張が強くなり、

あら、やだこれイヤイヤ期?

とか言っている間に

3年が過ぎたわけで。

その間、彼らは、

テニスだとか、インテリアだとか、不倫相手だとか、

そんなことを思ってたのかと思うと、

その隔たりたるやマリアナ海溝より深い。

同じ空間にいながらも

人というのはこんなにも違う次元に生きてるんですなー

と思いながら、

「やっぱ前と全然違う?」

という問いに

「もう細胞レベルで別の人間だね。」

と答えるのでした。


まー、でも、彼らがどれくらい一般的といえるのかは不明。


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