「ガラクタ捨てれば自分が見える」
という本ですが、
いわゆる「捨て」のハシリのような本で(多分)
何が面白いってこの本のレビューが大変に面白い。
この本を読んでガラクタを捨てたら、
「痩せた。」
「懸賞にあたった。」
「結婚できた。」
「うつ病が治った。」
などなど、マジカルな体験談がいっぱい(「やせた」が一番多い)。
本の大要は、
ガラクタ(使わないもの、壊れてるもの、好きじゃないものなど)があるとそこに運気が停滞して自然の気の流れが阻害される
ガラクタを捨てれば気がうまく循環するようになって物事がうまく進む
というようなことだったと思います(かなりうろ覚えなので要注意)。
風水ベースでスピリチュアル系な割に意外な説得力があって、
私も最後まで読みきる前に片づけを始め(いずれにしても後半はスピリチュアル色が強すぎて途中で飽きた)、
セクション(服、靴、化粧品、本、など)ごとに「要るもの」と「要らないもの(もう使わないもの)」を分け、
ゴミ袋7袋くらい一気に捨てました。
でも、この本で一番私の生活にインパクトを与えたのは「捨て」ではなく、
その後モノを買うときに
「2年以内に捨ての対象になりそうかどうか。」
を前提に買うようになったので、不要なものや無駄なものをほとんど買わなくなりました。
ソニプラとかフライングタイガーとかMUJIとかIKEAで
なんとなく買っちゃうということがなくなる。
あと、
読まない本を買わなくなった
というのも大きいかな。
スピリチュアルなことはさておいて、
もう使わない化粧品とかもう着ないだろう服(特に高かったもの)とかは見るたびにちょっとモヤっとするものかと思うので、
これらを整理すると相当スッキリするのは間違いないです。
ただ、
星占いでさえ気持ち悪い
というスピリチュアル嫌いの人にはお勧めできない。多分不愉快になるだけ。

にほんブログ村