学童で男の子に何か不適切な言葉を言われ、
詳しく状況を聞いてみるもなかなか言いにくい事もあるのか全容はつかめず、
ただ、その男の子が言ったという一言に、
それはダメだ
と感じ、ちび子に
「次言ったら、「止めないなら先生に報告するし、親からあなたの親に連絡してもらう」と警告して。」
と伝え、
その後、学校でも学童でもしつこく繰り返すその子にちび子が警告したところ、全くに意に介していない様子だったことから、
ちび子、初のママ介入を要請(しかも現場から電話で)。
すぐに同じ電話で私から学童のスタッフへ注意してほしい旨伝えると、
スタッフ、秒で聞き取り開始。
ちび子には「気づいてあげられなくてごめんね」と話してくれ、
その2時間後には学童責任者から謝罪と報告があり、
男の子としては「そんなに嫌だったとは思わなかった」認識だったとのことで、言われる方の立場になるよう説明をしてくれたとのこと。
男の子から謝罪したいとの申し出があったとのことだったも、ちび子と話し、
とにかくやめてくれればそれでよいので、謝罪も責任追及も要らない旨伝える。
その後、学校で続くことを懸念してくれたスタッフから、その子の親と学校へも報告が行き、
男の子はいずれからもかなり厳しめに注意を受けた模様で、
次の日はしょげかえっていたらしい。
男の子のママからは謝罪のLINEがきて、担任はちび子に「嫌だったなぁ、もっと早く言ってや。」と話してくれたとのこと。
さらに、学校発行のお便りにもそのようなことは絶対にないように注意喚起が。どうやら担任が全校会議で議題にしてくれた模様。
対応の速さと迷いのなさに驚きを禁じ得ない。
私の時代だと、
こういう類のことは今よりもずっと問題が矮小化してとらえられていて、
「それくらい大したことじゃない。そういう年頃なんだよ。」
と大人は平気な顔して言ってた。
でも、
じゃあ、どれくらいから大したことで、その判断は誰がするの?
どうして、何の非もない被害者が加害者の立場を分かってあげないといけないの?
大人にそう言われたら、言っても仕方ないから、子供は我慢するようになるんじゃないの?
少なくとも私はどうやら世の中はそういうものだから仕方ないんだと思ってたし、
こういうことについては加害者の男の方がなぜか大切にされるものなんだと思ってた。
だから不愉快な目にあっても我慢してあしらわないといけないんだと思ってた。
ちび子が言いづらい中、嫌なんだって言ってくれて良かった。
周りの大人が、「嫌だったね。気付いてあげられなくてごめんね。」って言ってくれて良かった。
子育てはふいに自分の心の穴も埋めてきてびっくりします。